nkf
PR1.2がOTA配信され始めたようで、皆さんお楽しみのようですがまだPR1.1の私。
といった時事ネタには全く関係なく唐突にポーティングのお勉強がてら、nkfをubuntuソースパッケージからN9用にポーティングしてみました。
nkfは、文字コードや改行コードを変換プログラムです。普通の人には無用の長物、n9でバッチ処理したいとかいう変態さん用です。
成果物:nkfぱっけーじ
インストール方法
devel-su (パスワード入力 rootme) dpkg -i nkf_2.11-2-harmattan-1_armel.deb
自分メモ:@ubuntu
apt-get source nkf
scratchbox
cd nkf-2.11
vi debian/control
#メンテナ変更
dch -i
#versionを-harmattan-1を付与
#更新内容など記入
dpkg-buildpackage -rfakeroot -uc -us
Nokia N9 ロック画面時計サイズ変更
ロック画面の時計が、でっかくなっちゃいました。
処方前
処方後
ココら辺にそれらしきものが存在する。
/usr/share/themes/base/meegotouch/libsysuid-screenlock-nokia/style/libsysuid-screenlock-nokia.css
rootで、編集してみる。
devel-su vi /usr/share/themes/base/meegotouch/libsysuid-screenlock-nokia/style/libsysuid-screenlock-nokia.css
LockScreen MLabelStyle#LockScreenHeaderClockLabel
の中の、フォントサイズを10mm -> 20mm、10.4mm -> 20.8mm と2倍にしてみた。
font: $FONT_FAMILY_LIGHT 20mm; preferred-size: -1 20.8mm; minimum-size: -1 20.8mm; maximum-size: -1 20.8mm;
リブートさせると、ロックスクリーンが変更されてる。
(12/6追記)リブートの代わりに devel-su -c '/sbin/initctl restart xsession/sysuid' でいけるかも
フォントや色や、待ち受け画面も変更できるようだ。
Nokia N9 デフォルトフォント変更&Terminalフォント設定
■ デフォルトフォント変更
フォントにはあまりこだわりはないけど、N9の標準フォントでは、「〜」とか一部日本語がが□豆腐表示になるので、Web表示とかではちょいと困る。デフォルトフォントの入れ替えは、いろんな人が解説されてますが、もちっと簡単な方法をば。
task_jpさんの作られたアプリ(多謝!を以下のリンク先からダウンロードする。
http://twitter.com/#!/task_jp/status/128125906828005376
インストール後にMigu1Pを起動して、Installをタップする。その後、N9を再起動させるとインストールされたMigu1Pってフォントが、デフォルトに設定される。
■ Terminalフォント設定
デフォルトフォントを変更すると、Terminalの文字のカーソル位置がへっぽこにずれてしまいました。
そのままでは、使いにくいので、Terminalで使うフォントは元に戻してみる。Terminal上で文字化けが残るがたいした問題ではないでしょう。/home/user/.config/Nokia/meego-terminal.confのフォント設定を編集。(そう言えば、ずっと何気にエディタにvi使ってるけどお好きなテキストエディタで)
vi /home/user/.config/Nokia/meego-terminal.conf diff /home/user/.config/Nokia/meego-terminal.conf.org /home/user/.config/Nokia/meego-terminal.conf -font="Monospace,12,-1,5,50,0,0,0,0,0" +font="Andale Mono,12,-1,5,50,0,0,0,0,0"
■ ついでに、FingerTerm 紹介
N9には、ハードウェアキーボードが無いので、キーを打つには仮想キーボードを表示させないと入力できない。しかし、仮想キーボードを表示するとTerminal画面が狭くなり、使い勝手が下がる。仮想キーボードを半透明できればいいなーと妄想してたら、具現化されていた。
FingerTerm
>>> http://hqh.unlink.org/harmattan/
上記リンクから、パッケージダウンロード後、devel-suでrootになって、dpkg -iでインスト。
devel-su (パスワード入力 rootme) dpkg -i fingerterm_0.9.1~beta_armel.deb
表示がパコパコして、いまいち使いにくいが将来に期待。
同じくカーニングがおかしくなるので、デフォルトフォントに戻す。
vi ~/.config/FingerTerm/settings.ini #fontFamily=monospace fontFamily="Andale Mono"
また、~/.config/FingerTerm/menu.xmlでメニューをオレオレメニューに編集できるようだ。
ということで、中華チャンと決別しようとしたが縁を切りきれなかった物語でした。
Nokia N9 メモ6 GalleryとMusic不要ファイル除外
N9の画像閲覧は、Galleryてのが標準アプリであるけど、N900であったフォルダフィルタとか見当たらなく、ソース添付のアイコンとかジャケット画像とか、不要な画像をわっさわっさ拾ってリストアップしてくるので使いにくい。Musicも同様に、シャッフル再生してると、録音メモが割り込んできてうぜえ。
/home/user/.config/tracker/tracker-miner-fs.cfg
に指示書があったので、user権限でファイルを開いて、
IgnoredDirectories=がある行末に除外したいフォルダを追記。セミコロンでディバイド。
例えば、
.mediaartlocal;/home/user/MyDocs/除外したいフォルダ/;
IgnoredFiles=に除外したいファイル名を追記。ワイルドカード * が使えるようだ。
例えば、
AlbumArt*.jpg;Folder.jpg;
と修正保存して、Terminalで、
tracker-control -r
とすると、全てのデータベース削除して再構築してくれる。
しばらく時間がかかるので、
tracker-control
で再構築の進捗状況を表示できる。
構築完了すれば、余分なファイルをリストアップされなくなる。
Nokia N9 メモ4 セルフビルド環境
- N9 セルフビルド環境
terminal or ssh で、devel-suでroot権限とっての作業になります。まず、sdkとrzrのレポジトリを使うように、オレオレ.list作成。
# cat <<EOF >> /etc/apt/sources.list.d/harmattan-sdk.list
deb http://harmattan-dev.nokia.com/ harmattan/sdk free non-free
deb http://repo.pub.meego.com/home:/rzr:/harmattan/MeeGo_1.2_Harmattan_Maemo.org_MeeGo_1.2_Harmattan_stan
dard/ ./
EOF
標準の設定だと、パッケージダウンロードエラーが起きたので 動作の怪しいレポジトリをOFFる
# vi /etc/apt/souces.list.d/aegis.ssu-keyring-263.list
1行目 downloads.maemo.nokia.com/harmattan/263
2行目 downloads.maemo.nokia.com/harmattan/apps
を行頭#をつけて、コメントアウト。本命のの build-essential インストール。ついでにtexinfoも。
# apt-get update # apt-get install build-essential texinfo
/etc/apt/souces.list.d/aegis.ssu-keyring-263.listの2行目はインストール終わったら元に戻した。
とりあえず、helloworld はコンパイルできた。
N9単体で、debパッケージ作れるようにまでしたいけど、まずは、meegoでの作り方をお勉強しなきゃ。
Nokia N9 メモ5 PDF表示を日本語対応に
Nokia N9は、標準でDocumentsってアプリがあってpdf表示ができる。残念ながら日本語表示ができないようだ。
下記写真の中央辺りは、びっちり日本語で書かれてるのですが、真っ白・・・
ライブラリの構成からするとpdf表示の下回りは、popplerを使ってるようだったので、CJK対応するには、poppler-data が必要そうなので試してみたらビンゴでした。
■ pdf日本語対応化手順
terminal or ssh で、途中、devel-suでroot権限が必要な作業になります。メモ2参照:developer modeを有効化しておいてください。
まず、
http://poppler.freedesktop.org/
から、poppler-data-xx.tar.gzを入手する。ファイル名は、poppler-data-0.4.5.tar.gz だった。たぶん直接おいてもいいけど、今回はMyDocs下にフォルダを作ってシンボリックリンクを貼ってみた。
Terminal か sshで
$ mkdir /home/user/MyDocs/opt/ $ cd /home/user/MyDocs/opt/ $ tar xvzf /home/user/MyDocs/Downloads/poppler-data-0.4.5.tar.gz $ devel-su (rootパスワード入力 デフォルト rootme) # ln -s /home/user/MyDocs/opt/poppler-data-0.4.5 /usr/share/poppler
以上で終了。pdfを開きなおすと、こんな感じ。
これでN9の可動域が広がった。
誰かパッケージ化してくれないかなぁ・・( ̄。 ̄ )ボソ
(12/05追記)kimitakeさんがやってくれました。http://kimitakeblog.net/item/801 こちらから導入する方がお手軽です。